『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』第6話の小ネタを紹介します。ガンダムネタからほか作品のオマージュなどをメモ程度にまとめました。
第6話 キシリア暗殺計画
今回は戦闘シーンはほとんどありませんが、コロニー水面下で動くそれぞれの陣営の思惑が交差します。
タイトルの「キシリア暗殺計画」
元ネタは雑誌「ガンダムエース」で連載された「ギレン暗殺計画」と思われます。
対象者はザビ家の長男と長女の違いですかね。
シムス大尉
正史では中尉でシャリアをメインパイロットにしたブラウ・ブロでガンダムと交戦。シャリアが彼女を逃がそうとするも脱出に間に合わず戦死してしまいます。
この世界では大尉に昇進しており、キケロガをソドンに届ける。
禁止条約兵器
この世界ではサイコミュは禁止条約兵器となっています。ゼクノヴァの影響でしょうか?
その割にはジークアクスなど、後継機を作っており、条約ガン無視はガンダムらしいですね。
餃子
ニャアンとコンチが作っているのは餃子。
関係性があるか不明ですが、コラボ商品で餃子があります。

ニャアンがご飯を食べている店
ラーメン?春雨?を食べるニャアン。この元になったお店があることが発覚しています。
タイの中華料理店が元になっているようですね。
こちらのお店は残念ながら、すでに閉店しているとのことです。
尚、本店のほうは営業しており、そこにニャアンの張り紙をしているとのこと。
ニャアンの本棚
ちょっと気になったニャアンの本棚のカット。調べてみると、乃木坂メンバーの本棚が元ネタになっていました。
SATOなうは佐藤二朗さんの本、マージナルの巻末エッセイには安彦良和(機動戦士ガンダムのデザイン)の名前があります。
トゥエルブ・オリンピアンズ
現在1位の素性が不明のクランで、名前の意味はオリンポス十二神となります。
そして先代の神の名前はティターンであり、これに関連する組織として、「機動戦士Zガンダム」のティターンズの名前が上がりした。
アマラカマラ商会の船
前述したクランのオーナーのアマラカマラ商会。船の名前はKOBAYASHIMARU。
これは「機動戦士ガンダムF90」に登場するジュピトリス級の戦艦の名前と同じです。
空調機と税関
コロニーに搬入される巨大な空調機に税関の人も困っている様子。
このシーンは「ポケットの中の戦争」でコロニー内に貨物として分解されたケンプファーを運びいれるシーンのオマージュになっています。
ちなみに
誰がどう見ても、このエアコンのロゴからキャラまでダイキン工業っぽいですよね。
このシーンに対して、ぴちょんくん公式Xが反応していました。
ゲーツ・キャパ
ゲーツ・キャパは、アニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場する地球連邦軍の特殊部隊「ティターンズ」に所属するモビルスーツパイロットです。階級は大尉。彼はオーガスタ研究所で人工的にニュータイプ能力を付与された「強化人間」であり、同じく強化人間であるロザミア・バダムの監視役兼お目付け役として、彼女と共に行動します。
本来の声優の矢尾一樹さんは次回作「機動戦士ZZガンダム」の主人公ジュドー・アーシタとしても出演。
そのため「機動戦士Zガンダム」は前作、今作、次作の主人公&ラスボス役の声優さんが集結しているとも言えますね。
バスク・オム
バスク・オムは、アニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場する、地球連邦軍の特殊部隊「ティターンズ」の司令官(階級は大佐)です。ティターンズの創設者であるジャミトフ・ハイマンに次ぐNo.2の地位にあり、その過激で非情な思想と行動で、作中でも特に強硬派の人物として知られています。
彼は、一年戦争でジオン軍の捕虜となり左目を失った経験から、スペースノイド(宇宙移民)に対して極度の不信感と憎悪を抱いています。その思想はティターンズの「アースノイド(地球在住者)至上主義」を象徴しており、反抗する者には味方であろうと容赦しない残忍さを見せます。
彼の指揮下では、コロニーへの毒ガス攻撃(30バンチ事件)や、捕虜にした反地球連邦組織(エゥーゴ)のパイロットの親族を人質に取るといった、非人道的な作戦が幾度となく実行されました。その目的のためには手段を選ばない冷酷な姿勢は、ティターンズの腐敗と暴走を加速させ、多くの悲劇を生み出す大きな要因となりました。
ドゥー・ムラサメ
ムラサメ研究所に所属する地球連邦のパイロット。ムラサメという言葉とドゥー(フランス語で2番目)を表すことから、早くも強化人間であることが予想されました。
声優の金元寿子さんは「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」のヒロインの一人、アトラ・ミクスタとして出演しています。
ムラサメ研究所
ムラサメ研究所は、アニメ『機動戦士Ζガンダム』の物語において、地球連邦軍の闇を象徴する重要な研究機関です。表向きはニュータイプの研究を目的としながら、その実態は「強化人間」と呼ばれる人工的なニュータイプを非人道的な手段で生み出し、ティターンズの兵器として供給する役割を担っていました。
被験者は過去の記憶や名前を奪われ、「フォウ・ムラサメ(4番目)」、「ゼロ・ムラサメ(0番目)」といった番号で呼ばれる存在へと変えられてしまいます。彼らは精神的に不安定な状態に置かれ、「失われた記憶」を報酬として提示されるなど、ティターンズの意のままに操られる悲劇的な兵器として扱われました。
