レッドFate/strange Fakeの真名一覧が見たい!



偽と真ってどう絡むんだろう?
本記事では、『Fate/strange Fake』に登場する基本13騎のサーヴァントを、公式キャラクター情報と原作9巻までに明かされた設定をもとに整理します。偽アーチャー・ギルガメッシュから、真名不明のウォッチャーまで、クラス、真名、マスター、主要宝具を一覧化しました。また、ネット上で見かける「14騎説」や、ギルガメッシュ〔アルターエゴ〕、イシュタルを人数に含めるべきかについても解説します。
- 偽と真のサーヴァントの違い
- 各サーヴァントの特徴や能力
- Fakeの設定の奥深さ
Fate/strange Fakeとは
『Fate/strange Fake』は、TYPE-MOONの大人気シリーズ『Fate』のスピンオフ作品で、成田良悟氏による小説作品です。この物語は、正統な聖杯戦争とは異なる「偽り(Fake)」の聖杯戦争を描き、多くの謎と魅力に満ちたストーリーが展開されています。
独自の設定とキャラクターたちが特徴で、特に登場するサーヴァントたちの個性や背景が他シリーズ以上に際立っています。本記事では、『Fate/strange Fake』の中で登場するサーヴァントの真名や宝具について、徹底的に解説していきます。
原作の概要と魅力
原作は、成田良悟氏が執筆し、TYPE-MOONが監修する小説です。物語はアメリカ・スノーフィールドを舞台に、通常の聖杯戦争とは異なる「偽り」の聖杯戦争が描かれます。従来の『Fate』シリーズでは日本の冬木市が舞台ですが、本作では異国情緒あふれる土地と、そこに集うマスターとサーヴァントたちが物語の中心です。
本作の魅力は何と言っても「予想外」を狙うストーリー展開と、クセの強いキャラクターたちです。偽りの聖杯戦争という特異な設定は、従来のシリーズファンにも新鮮な驚きを提供しています。また、サーヴァントたちの背景や能力に焦点を当てた物語は、歴史や神話のファンにとっても楽しめる内容となっています。
Fakeが示す物語の核心
『Fate/strange Fake』では、「偽(Fake)」と「真(True)」という二つのテーマが物語全体を通じて重要な役割を果たしています。聖杯戦争そのものが「偽り」であることを示すと同時に、登場するサーヴァントやマスターたちが持つ信念や過去も、このテーマと深く関わっています。
特に「偽サーヴァント」と「真サーヴァント」の存在が示すものは興味深いです。彼らの役割や目的には、単に「戦い」だけではなく、物語全体のテーマや核心に迫るものが込められています。


シリーズの人気の理由
『Fate/strange Fake』がシリーズの中でも特に注目されている理由は、その独自性にあります。聖杯戦争というおなじみのフォーマットを使いながら、偽りと真実という対比を軸に、キャラクターたちの複雑な心理や背景を深掘りしています。
また、成田良悟氏特有のスリリングなストーリーテリングと、読者を飽きさせない多層的な物語展開も人気の秘訣です。さらに、原作小説だけでなく、アニメ化や他メディアへの展開も進んでおり、新たなファン層を獲得し続けています。
『Fate/strange Fake全13騎の真名・宝具まとめ
ネタバレ注意
本記事には、原作小説9巻までに明かされた真名、宝具、マスター、物語上の展開に関する情報が含まれます。
『Fate/strange Fake』を見始めたものの、「サーヴァントが多すぎて誰が誰なのか分からない」「偽アーチャーと真アーチャーは何が違うの?」と混乱していませんか。本作には通常の聖杯戦争とは異なる仕組みがあり、偽りの6騎、セイバー、真なる陣営の6枠が複雑に入り乱れます。
この記事では、基本となる全13騎のクラス、真名、マスター、主要宝具を陣営別に整理します。真名や宝具が判明していないサーヴァントについても、2026年8月5日時点で公開されている情報をもとに解説します。
なお、電撃文庫の公式シリーズページで確認できる既刊最新巻は第9巻です。最終第10巻は「2026年夏予定」と告知されていますが、2026年8月5日時点では公式シリーズ一覧および8月刊行予定に掲載されていません。
Fate/strange Fakeの全サーヴァントを理解する基礎
『Fate/strange Fake』のサーヴァント構成が分かりにくい最大の理由は、ひとつの都市で「偽りの聖杯戦争」と、それを呼び水にした「真なる聖杯戦争」が重なっていることです。まずは全体の仕組みと人数を押さえましょう。
偽りの聖杯戦争と真なる聖杯戦争の違い
物語の舞台は、アメリカ西部にある都市スノーフィールドです。そこでは日本の冬木市で行われた聖杯戦争を模倣し、魔術師や国家機関の思惑を交えた新たな儀式が進められていました。しかし、その儀式は冬木のシステムを完全に再現したものではありません。
最初に召喚されたのは、偽アーチャー、偽ランサー、偽バーサーカー、偽アサシン、偽キャスター、偽ライダーの6騎です。本来の聖杯戦争で必要となる7クラスのうち、セイバーだけが欠けているため、この段階では儀式が未完成であることが示されています。
ところが、物語が進むとセイバーが召喚され、それを境に「真なる聖杯戦争」の枠組みも動き始めます。真の陣営には真アーチャー、真ライダー、真キャスター、真アサシン、真バーサーカーが存在し、ランサーに相当する枠には通常の七騎とは異なるクラス「ウォッチャー」が現れました。
つまり、単純に偽陣営と真陣営が一対一で戦う構造ではありません。それぞれのマスターが独自の目的を持ち、警察、魔術協会、合衆国側の組織、死徒なども介入します。サーヴァント同士の戦いだけでなく、召喚システムそのものの正体を探ることが本作の重要な軸です。公式紹介でも、多数のマスターとサーヴァントが入り乱れる「偽りの聖杯戦争」として説明されています。
サーヴァントは何騎?本記事で扱う範囲
基本的な召喚枠として数える場合、『Fate/strange Fake』のサーヴァントは全13騎です。
内訳は次のとおりです。
- 偽りの聖杯戦争で召喚された6騎
- 偽りと真なる聖杯戦争をつなぐセイバー1騎
- 真なる聖杯戦争側の6枠
合計すると、6+1+6で13騎になります。
一部の記事やSNSでは「14騎」「14騎+α」と表現されることもあります。これは、ギルガメッシュが後に見せる別形態、サーヴァントに近い力を持つイシュタル、ウォッチャーの内部に現れる複数の影などを、別の存在として数える場合があるためです。しかし、聖杯戦争の基本的な召喚枠として整理するなら、13騎とするのが最も分かりやすいでしょう。
また、「真アーチャー」として召喚されたアルケイデスは、召喚後の変質によってアヴェンジャーの性質も帯びています。そのため、資料によって「真アーチャー」「アーチャー/アヴェンジャー」「アルケイデス」と表記が分かれることがあります。本記事では召喚枠を基準に、真アーチャーとして掲載します。
全13騎という数字だけを覚えるより、「偽6騎+セイバー+真6枠」と分けて覚えると、登場人物が増えても混乱しにくくなります。検索上位の解説記事でも、偽りの6騎、セイバー、真なる6枠に分ける構成が多く採用されています。
偽りのサーヴァント6騎の真名と宝具
偽りの聖杯戦争で召喚された6騎は、名前に「偽」と付いているものの、能力まで偽物というわけではありません。むしろ、世界を揺るがす英雄王から、病や死そのものを象徴する存在まで、通常の聖杯戦争を上回りかねない顔ぶれがそろっています。
偽アーチャー・ギルガメッシュ
偽アーチャーの真名は、古代ウルクの王ギルガメッシュです。マスターは、スノーフィールドの先住民側に属する少女ティーネ・チェルク。『Fate/stay night』などにも登場する英雄王ですが、本作では生前の親友エルキドゥと再会したことで、戦いを心から楽しむ一面が強く描かれます。
代表的な宝具は、無数の宝具の原典を収納する「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」です。空間に開いた門から剣、槍、斧、盾などを連続射出し、相手に応じて有効な原典を選び出せます。通常の英霊であれば、宝具を一本持つだけでも切り札になりますが、ギルガメッシュはその原典を大量に所有していることが最大の強みです。
もうひとつの象徴が「天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)」。乖離剣エアを最大出力で回転させ、空間そのものを切り裂く対界宝具です。単純な破壊力だけでなく、世界に作用する規模を持つため、正面から受け止められる存在は限られます。
偽ランサー・エルキドゥ
偽ランサーの真名は、神々によって造られた兵器であり、ギルガメッシュの唯一無二の友でもあるエルキドゥです。マスターは人間の魔術師ではなく、瀕死の状態から魔術回路を得た銀狼の合成獣。言葉を話せない獣と、自然の声を聞き取れるエルキドゥの組み合わせは、本作でも特に静かで温かな主従関係を築いています。
エルキドゥの肉体は、粘土を素材とする神造兵器です。状況に応じて能力値を配分でき、腕や身体を槍、鎖、盾などへ変形させられます。ランサーでありながら、戦闘距離を選ばない高い対応力を持つ点が特徴です。
主宝具「人よ、神を繋ぎとめよう(エヌマ・エリシュ)」は、自身の身体を巨大な神造兵器へ変換し、世界から力を受け取って放つ対粛正宝具です。ギルガメッシュの「天地乖離す開闢の星」と同じ読みを持ちながら、その性質は対照的。世界を切り裂くギルガメッシュに対し、エルキドゥは世界の力を束ねて押し返します。
さらに「民の叡智(エイジ・オブ・バビロン)」によって地面から大量の武器を生成することも可能です。ギルガメッシュとエルキドゥは能力、宝具、物語上の関係のすべてが対になっており、序盤から作品のスケールを決定づけています。
偽バーサーカー・ジャック
偽バーサーカーの真名は、19世紀ロンドンを震撼させた連続殺人鬼ジャック・ザ・リッパーです。ただし、『Fate/Apocrypha』に登場する少女のジャックとは異なる霊基。本作のジャックは、犯人の正体が確定しなかったという歴史そのものを反映し、「ジャック・ザ・リッパーである可能性の集合体」として召喚されています。
マスターは、時計塔の問題児として知られるフラット・エスカルドスです。バーサーカーでありながら会話能力と理性を保っており、フラットとは友人のような関係を形成します。フラットが持つ異常な魔術回路と、ジャックの変幻自在な性質が組み合わさることで、本来の限界を超えた能力を発揮します。
宝具「悪霧は倫敦の暁と共に滅び逝きて(フロム・ヘル)」は、「ジャックは人間ではなく悪魔だった」という説を形にするものです。霧と恐怖のイメージをまとった巨大な悪魔へ変身し、周囲の人々がジャックに抱く認識や都市環境によって強さが変動します。
「其は惨劇の終焉に値せず(ナチュラルボーンキラーズ)」は、自身の分身を大量に作り出す宝具です。フラットから供給される膨大な魔力により、状況によっては数百体規模の分身を展開できます。正体不明という弱点を、そのまま変身・増殖・潜伏能力へ変えた異色のバーサーカーです。
偽アサシン・無銘の女狂信者
偽アサシンには、歴代のハサン・サッバーハのような固有の真名がありません。彼女は「山の翁」の座を目指して修行したものの、正式に継承者として選ばれなかった無銘の狂信者です。
マスターは死徒ジェスター・カルトゥーレ。召喚直後、彼女は聖杯戦争という儀式自体を冒涜と判断し、ジェスターを殺害します。しかしジェスターは人間ではなかったため復活し、両者は敵対関係へ移行しました。マスターとサーヴァントが召喚直後から殺し合うという、極めて特殊な組み合わせです。
宝具は「幻想血統(ザバーニーヤ)」。歴代ハサンが生み出した18種類の暗殺術を、自らの修行によって再現します。「妄想心音」「空想電脳」「妄想毒身」など、複数のザバーニーヤを使い分けられるため、能力の幅だけを見れば歴代ハサンの集大成に近い存在です。
ただし、正式な継承者ではない彼女にとって、技の再現は信仰と執念によるもの。多数の技を持つ代わりに、それぞれの技を本来の所有者と同じ境地で扱えるとは限りません。それでも、相手の情報を得て最適な暗殺術を選べることは大きな強みです。真名がないこと自体が、彼女の悲願と挫折を象徴しています。
FGOでの追加設定
FGOでのコラボイベント内で、本来存在しない20代目のハサンとして雪轍(せきてつ)のハサンという名前が与えられました。
偽キャスター:アレクサンドル・デュマ
偽キャスターの真名は、『モンテ・クリスト伯』『三銃士』などで知られるフランスの作家アレクサンドル・デュマ・ペールです。マスターはスノーフィールド警察署長のオーランド・リーヴ。オーランドは警察官で構成された部隊に宝具を持たせる計画を進めており、その製造役としてデュマを召喚しました。
デュマ自身は、魔術師として後方から呪文を放つタイプではありません。人間や道具に物語を与え、より強力な存在へ仕立て上げる「製作者」です。性格は豪快かつ享楽的で、戦場でも酒や食事、執筆を楽しみながら、自分の作品が活躍する様子を観察します。
宝具「銃士達よ、風車に挑め(マスケティアーズ・マスカレイド)」は、対象となる人間の経歴や逸話に手を加え、能力を強化する宝具です。対象の人生そのものを物語として捉え、偽りを真実に近づける形で戦闘能力を底上げします。
「遥か終わらじの食遊綺譚(グラン・ディクショネール・ド・キュイジーヌ)」は、既存の武器や道具に由来と伝説を付与し、疑似宝具へ昇華する能力です。彼が作った宝具を警察官たちが使用することで、人間だけの部隊でもサーヴァント戦へ介入できるようになります。本人の直接戦闘力より、陣営全体を強くする能力に優れたキャスターです。
偽ライダー:ペイルライダー
偽ライダーの真名は「ペイルライダー」。『ヨハネの黙示録』に登場する第四の騎士であり、人類が恐れてきた疫病、災害、死の概念が形を得た存在です。一般的な英雄や怪物ではなく、死をもたらす現象そのものに近いため、人格や人間らしい肉体を持ちません。
マスターは、病院で眠り続ける少女・繰丘椿です。椿は現実世界では意識を失っていますが、夢の中では自分の理想とする街を作り、ペイルライダーと行動します。ペイルライダーもまた、椿を守ることを最優先とし、周囲へ病を拡散する危険な存在でありながら、主従関係には無垢な親愛が見られます。
宝具「来たれ、冥き途よ、来たれ(ドゥームズデイ・カム)」は、マスターを中心に擬似的な冥界を形成する対界宝具です。椿の夢と現実を接続し、対象を夢の世界へ取り込むことで、通常の物理攻撃では対処しにくい領域を作り上げます。
「剣、饑饉、死、獣(かごめ かごめ)」は、その領域内で人間が恐れてきたさまざまな死因を具現化する宝具です。感染症だけでなく、飢餓、暴力、獣害など、死へ至る概念を現象として呼び出します。倒すべき肉体が存在しないため、マスターとの契約、夢の構造、概念への対抗策を考えなければならない難敵です。
偽りと真をつなぐセイバー
偽りの聖杯戦争には、当初セイバーの召喚枠がありませんでした。しかし、スノーフィールドにセイバーが現れたことで不完全だった儀式が次の段階へ移り、真なる聖杯戦争の存在が表面化します。
リチャードⅠ世の真名・宝具・強さ
セイバーの真名は、十字軍遠征で知られるイングランド王リチャードⅠ世。獅子心王の異名を持つ歴史上の人物です。マスターはアヤカ・サジョウですが、冬木の聖杯戦争と関係する沙条綾香と同一人物なのか、なぜスノーフィールドにいるのかは、物語上の大きな謎として扱われます。
リチャードは非常に陽気で人懐こく、現代文化にも強い興味を示します。一方、英雄や戦いへの憧れが強く、危険を前にしてもためらわず突撃する人物です。王としてのカリスマだけでなく、圧倒的な速度を武器にして戦場を駆け回ります。
宝具「永久に遠き勝利の剣(エクスカリバー)」は、手にした物体を一時的に聖剣へ変え、光の斬撃を放つ能力です。棒、剣、身近な道具など、本人が剣として認識できる物であれば発動できます。ただし、本物の「約束された勝利の剣」を所有しているわけではありません。アーサー王伝説に憧れ続けたリチャードの信仰と逸話が、疑似的なエクスカリバーとして昇華されています。
もうひとつの宝具「円き十字に獅子を奏でよ(ラウンズ・オブ・レオンハート)」は、リチャードと縁を持つ仲間たちの力を呼び出す宝具です。本人の武勇だけでなく、生前に関係した者たちの支援を受けられるため、状況への対応力に優れています。
ギルガメッシュやエルキドゥほどの絶対的な火力を常に発揮するわけではありませんが、速度、判断力、カリスマ、疑似エクスカリバーの連射能力を兼ね備えています。特に、周囲の人間を巻き込みながら戦況を動かす力は、王として召喚されたリチャードならではの強みです。


真なるサーヴァント6枠の真名と宝具
セイバーの召喚後、偽りの聖杯戦争の裏側に隠されていた「真なる聖杯戦争」が始動します。真の陣営にも5つの基本クラスがそろいますが、ランサー枠だけはウォッチャーという特殊クラスへ置き換わっています。
真アーチャー/アヴェンジャー:アルケイデス
真アーチャーの正体は、ギリシャ神話最大級の英雄ヘラクレスです。しかし、召喚者バズディロット・コーデリオンが令呪と聖杯の泥を用いて性質をねじ曲げた結果、神々への憎悪を前面に出した「アルケイデス」へ変質しました。
アルケイデスは、神の血を引く英雄としての自分を嫌悪し、人間としての名であるアルケイデスを名乗ります。クラスは真アーチャーですが、召喚後の変質によってアヴェンジャーの性質も獲得。耐久力、射撃能力、接近戦能力のすべてが極めて高く、規格外の英霊がそろう本作でも最強候補に挙げられます。
主力宝具「十二の栄光(キングス・オーダー)」は、ヘラクレスが十二の試練で獲得した戦利品を宝具として再現する能力です。ネメアの獅子の毛皮など、個々の宝具が強力な効果を持ち、相手の攻撃手段に応じて使い分けられます。
「射殺す百頭(ナインライブズ)」は、ヘラクレスが編み出した万能攻撃。弓だけに限定されず、使用する武器や状況に応じて複数の攻撃を高速で叩き込みます。
さらに「天つ風の簒奪者(リインカーネーション・パンドーラ)」によって、他者の宝具を奪うことも可能です。ただし、宝具を奪えば無条件で使いこなせるわけではなく、対象との相性や発動条件も関係します。高い基礎能力に複数の宝具と簒奪能力を重ねた、非常に攻略の難しいサーヴァントです。
回想のシーンで映る金髪の男性こそ、アルゴノーツの船長で親友のイアソン。彼をバカにされたヘラクレスはマスターに怒りを見せていました。また、「Fate/staynight」に登場するキャスターのメディアはイアソンの元妻。
真ライダー:ヒッポリュテ
真ライダーの真名は、ギリシャ神話に登場するアマゾネスの女王ヒッポリュテです。ヘラクレスの十二の試練では、彼女の軍帯を入手することが目的のひとつでした。そのため、アルケイデスとは生前の因縁を持っています。
ヒッポリュテは当初、魔術師ドリス・ルセンドラによって召喚されました。その後、戦況の変化を経てエルメロイ教室の関係者たちと行動するようになり、単独のマスターとサーヴァントという枠を超えた陣営を形成します。
宝具「戦神の軍帯(ゴッデス・オブ・ウォー)」は、軍神アレスから授けられた帯の力を解放するものです。神性と身体能力を高め、出力に応じて対人から対城規模まで威力を拡大できます。騎乗する神獣カリオンと組み合わせることで、速度と突進力を生かした攻撃も可能です。
もうひとつの宝具「傲慢覆す怒り(ヒュブリン・アナトレポーン・エリーニュエス)」は戦神の加護と月女神の加護を受けた状態で繰り出す斧での攻撃。人馬一体での豪斧による一撃は見るものに勇気を奮い立たせます。
アルケイデスのように多数の宝具を所有するタイプではありませんが、近接戦闘、機動力、指揮能力のバランスに優れています。誇り高い女王である一方、戦士として相手の実力を正当に評価する冷静さも持ち、複数勢力が入り乱れる戦場では交渉役としても重要です。
アルケイデスとの戦いは、単なる英雄同士の対決ではありません。ヘラクレスの試練によって人生を変えられたヒッポリュテと、神々への復讐にとらわれたアルケイデスが、互いの記憶と誇りをぶつける戦いでもあります。
真キャスター:フランソワ・プレラーティ
真キャスターの真名は、ジル・ド・レェと関係を持った魔術師フランソワ・プレラーティです。マスターはフランチェスカ・プレラーティ。両者は名前だけでなく、魂や転生をめぐる深い関係を持ち、『Fate/Zero』で起きた事件にも間接的につながっています。
プレラーティは、現実と虚構の境界を曖昧にする幻術の使い手です。本人の戦闘能力よりも、敵味方の認識を狂わせ、偽の景色や状況を本物だと思い込ませることに長けています。
宝具「螺湮城は存在せず、故に世の狂気に果ては無し(グランド・イリュージョン)」は、世界の表層に干渉する大規模な幻術です。対象に「自分は固有結界や異界へ閉じ込められた」と誤認させるほどの完成度を持ちます。見えているものだけでなく、空間や状況に対する理解そのものを欺くため、幻術だと気づくだけでは完全に対処できません。
また、「螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック)」に関係する力も持っています。ただし、原作内での所有状態や使用条件が複雑であり、常に自由に使える主力宝具として扱うのは適切ではありません。
『Fate/strange Fake』では情報の真偽が戦況を大きく左右します。誰が本物で、どの光景が現実なのか分からなくなるプレラーティの力は、物理的な破壊力以上に厄介です。
真アサシン:幽弋のハサン
真アサシンの真名は、歴代の山の翁の一人であるハサン・サッバーハ。異名は「幽弋のハサン」です。マスターは、聖杯戦争の仕掛け人側にいるファルデウス・ディオランド。存在感を極限まで消し、敵だけでなく味方からも動向をつかまれにくい暗殺者です。
偽アサシンが複数のザバーニーヤを再現する狂信者であるのに対し、幽弋のハサンは正式に名を継いだ山の翁です。派手な攻撃を繰り返すのではなく、標的を観察し、確実に死へ近づけることを重視します。
宝具は「瞑想神経(ザバーニーヤ)」。自身の霊基が失われる状況をきっかけとして発動し、あらかじめ標的へ刻んだつながりを通して、相手を死や冥界に近い領域へ引きずり込みます。本人が消滅することすら暗殺の過程へ組み込む、極めて特殊な宝具です。
一般的な戦闘では、サーヴァントを倒せば脅威が去ったと考えます。しかし幽弋のハサンの場合、消滅が宝具の発動条件になり得るため、倒した側がその瞬間から死へ近づく可能性があります。正面戦闘の能力だけでは危険度を測れない、アサシンクラスらしい存在です。
真バーサーカー:フワワ
真バーサーカーの真名は、メソポタミア神話に登場する怪物フワワです。アッカド語名ではフンババ、またはフンババに近い名称で知られます。『ギルガメシュ叙事詩』では杉の森を守る存在であり、ギルガメッシュとエルキドゥによって討たれました。
マスターはハルリ・ボルザーク。フワワは通常の人型サーヴァントとは大きく異なる外見と構造を持ち、その姿は複数の動物、機械、怪物的な要素が組み合わさったように描かれます。狂化した英雄というより、古代の神秘が現代へ現れた災害に近い存在です。
筋力と耐久の能力値が非常に高く、真バーサーカーの名にふさわしい力を備えています。ただし、フワワの危険性は腕力だけではありません。ギルガメッシュとエルキドゥにとって、生前の罪や決別を呼び起こす存在であり、その出現自体が両者の精神と関係に大きな影響を与えます。
2026年8月5日時点で、フワワの宝具名と能力の全容は明確に公開されていません。そのため、ファンによる推測と原作で確定した情報を分けて読む必要があります。「杉の森」「恐怖」「神々に造られた守護者」といった神話上の性質が宝具へ反映される可能性はありますが、正式な宝具名が示されるまでは断定できません。
ウォッチャー
ウォッチャーは、真なる聖杯戦争のランサーに相当する枠で召喚された特殊クラスです。マスターは、ファルデウス側の兵士であるシグマ。ウォッチャーという名称のとおり、直接戦場へ降り立つより、シグマを観察し、試練を与える役割を持ちます。
ウォッチャーには、一般的なサーヴァントのような単一の肉体が見当たりません。シグマの周囲には、義足の船長、翼を持つ少年、蛇の杖を持つ子ども、老侍、女性飛行士など、異なる時代や伝承を連想させる複数の影が現れます。
これらの影がウォッチャー本人なのか、ウォッチャーに付随する使い魔なのか、過去の英雄を模した端末なのかは確定していません。複数の人物像から「船や旅に関係する英霊」「世界を監視する存在」などの説が考えられていますが、いずれも推測の段階です。
ウォッチャーの真名と宝具も、2026年8月5日時点では不明です。ただし、単に正体が隠されているだけでなく、シグマをランサーに近い存在へ成長させることが召喚目的の一部と考えられます。サーヴァントがマスターを守る通常の関係とは逆に、マスターを英霊へ近づけるための監視者という構図が特徴です。
Fate/strange Fake全13騎の一覧表
ここまで紹介したサーヴァントを、陣営、クラス、真名、マスター、主要宝具で一覧化します。名前や陣営を思い出したいときに利用してください。
クラス・真名・マスター・宝具一覧
| 区分 | クラス | 真名・呼称 | マスター | 主な宝具 |
|---|---|---|---|---|
| 偽 | アーチャー | ギルガメッシュ | ティーネ・チェルク | 王の財宝/天地乖離す開闢の星 |
| 偽 | ランサー | エルキドゥ | 銀狼の合成獣 | 人よ、神を繋ぎとめよう/民の叡智 |
| 偽 | バーサーカー | ジャック・ザ・リッパー | フラット・エスカルドス | フロム・ヘル/ナチュラルボーンキラーズ |
| 偽 | アサシン | 無銘の狂信者 | ジェスター・カルトゥーレ | 幻想血統 |
| 偽 | キャスター | アレクサンドル・デュマ | オーランド・リーヴ | 銃士達よ、風車に挑め/遥か終わらじの食遊綺譚 |
| 偽 | ライダー | ペイルライダー | 繰丘椿 | 来たれ、冥き途よ、来たれ/剣、饑饉、死、獣 |
| 特殊 | セイバー | リチャードⅠ世 | アヤカ・サジョウ | 永久に遠き勝利の剣/円き十字に獅子を奏でよ |
| 真 | アーチャー/アヴェンジャー | アルケイデス | バズディロット・コーデリオン | 十二の栄光/射殺す百頭/天つ風の簒奪者 |
| 真 | ライダー | ヒッポリュテ | ドリス・ルセンドラほか | 戦神の軍帯 |
| 真 | キャスター | フランソワ・プレラーティ | フランチェスカ・プレラーティ | グランド・イリュージョンほか |
| 真 | アサシン | 幽弋のハサン | ファルデウス・ディオランド | 瞑想神経 |
| 真 | バーサーカー | フワワ | ハルリ・ボルザーク | 詳細不明 |
| 真 | ウォッチャー | 不明 | シグマ | 詳細不明 |
一覧を見ると、本作には正統派の英雄だけでなく、作家、暗殺者候補、疫病の概念、神話上の怪物、正体不明の監視者まで召喚されていることが分かります。
また、「偽」と名付けられた陣営にも、ギルガメッシュやエルキドゥなど神代の頂点に近い英霊が存在します。「偽=弱い」「真=本物で強い」という意味ではありません。偽と真はあくまで儀式上の召喚枠を表す呼称です。
真名や宝具が未判明のサーヴァント
全13騎のうち、特に情報が残されているのはフワワとウォッチャーです。
フワワは真名こそ判明していますが、宝具の正式名称と詳しい効果は明示されていません。神話上では杉の森の守護者であり、見る者を恐怖させる複数の輝きや顔を持つとされます。しかし、『Fate/strange Fake』版の能力が神話をどのように再構成しているかは、原作での正式な開示を待つ必要があります。
一方、ウォッチャーは真名も宝具も不明です。複数の影が現れるため、真名を一人の英雄へ絞り込めないことが考察を難しくしています。影の一部が実在人物や伝説上の人物を思わせても、それがウォッチャーの正体を直接示すとは限りません。
偽アサシンも固有の真名を持たない存在です。ただし、こちらは「正体が未判明」なのではなく、「山の翁の名を継承できなかったため、名乗るべき真名がない」という設定です。ウォッチャーの未判明とは意味が異なります。
プレラーティやアルケイデスのように、複数の宝具や使用条件が段階的に明かされるサーヴァントもいます。そのため「宝具一覧」を確認するときは、アニメで判明した情報、原作で判明した情報、他作品のコラボで追加された情報を区別することが重要です。本記事では、『Fate/strange Fake』本編での位置づけを優先しています。
フィリアとは何者?イシュタルとの関係を解説
『Fate/strange Fake』に登場するフィリアは、サーヴァントではなく、アインツベルンによって造られた女性型のホムンクルスです。白い髪、白い肌、赤い瞳というアインツベルンらしい特徴を持ち、もともとはスノーフィールドの「偽りの聖杯戦争」において小聖杯として機能するための器として用意されていました。
しかし、フィリアという名前で活動している人物を理解するときに最も重要なのは、「フィリア本人」と「フィリアの肉体を器にしたイシュタル」は厳密には別の存在だという点です。
フィリアの正体はアインツベルン製ホムンクルス
フィリアは、冬木の聖杯戦争とも深いつながりを持つアインツベルン製のホムンクルスです。
本来の彼女はアインツベルンから離反した存在であり、その後さまざまな経緯を経て、スノーフィールドの聖杯戦争における小聖杯役として利用されることになります。また、アヤカ・サジョウに魔術に関する知識や令呪を与え、スノーフィールドへ向かわせた人物でもあります。
つまり、フィリアは単なる「イシュタルの見た目となった女性」ではありません。聖杯戦争が始まる以前から独自の経歴と目的を持ち、アヤカの行動にも深く関わっていたキャラクターです。
ところが、スノーフィールドへ到着したフィリアは、真バーサーカーが召喚された火力発電所において転機を迎えます。そこで使用された触媒がきっかけとなり、彼女の肉体はメソポタミア神話の女神イシュタルの器となってしまいました。フィリアは魂や人格の形成が薄い特殊なホムンクルスだったため、神霊の影響を強く受けることになります。
フィリアの中にいるのは女神イシュタル
フィリアの肉体を利用して現界した存在は、メソポタミア神話における愛と美、豊穣、戦いなどを司る女神イシュタルです。
そのため、物語中盤以降に「フィリア」と呼ばれている女性の言動は、基本的には本来のフィリア本人ではなく、肉体を支配しているイシュタルによるものと考える必要があります。
ここで注意したいのが、『Fate/Grand Order』に登場するイシュタルとの違いです。
FGOのイシュタルは遠坂凛を依代とした疑似サーヴァントであり、凛の人間性や性格の影響を強く受けています。一方、『Fate/strange Fake』のフィリアは人格の形成が薄いホムンクルスだったため、イシュタル本来の性質がより強く表面化しています。その結果、人間に対して親しげに接する一方で、「自分に従わない者は人間として扱わなくてもよい」と考えるような、神代の女神らしい苛烈さも見せます。
つまり、
FGOのイシュタル=遠坂凛の人格が混ざったイシュタル
strange Fakeのフィリア=イシュタル本来の人格が強く出た器
という違いを意識すると分かりやすいでしょう。
ギルガメッシュを窮地に追い込むほどの力を持つ
フィリアを器としたイシュタルは、通常のサーヴァントとは異なる規格外の力を持っています。
作中では膨大な魔力を自在に操るだけでなく、美の女神としての権能を用いるなど、単純な筋力や宝具の威力では測れない能力を発揮します。アニメ公式サイトの第11話あらすじでも、フィリアの介入によってギルガメッシュの「宝物庫」が閉ざされ、英雄王が地に伏す展開が明記されています。
ギルガメッシュの最大の強みは、「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」から大量の宝具を取り出せることです。その宝物庫そのものへ干渉できるフィリア=イシュタルは、英雄王にとって単純な戦闘能力以上に相性の悪い相手といえます。
そもそもギルガメッシュ、エルキドゥ、イシュタルは『ギルガメシュ叙事詩』にまでさかのぼる深い因縁を持つ存在です。『Fate/strange Fake』では、その神話上の因縁が現代のスノーフィールドで再び衝突することになります。
フィリアを依代としたイシュタルには、通常のサーヴァントに換算した場合でも規格外といえる能力が設定されています。
宝具は「八荒拝跪す天空の鎚」と「天の牡牛」
代表的なのが、「八荒拝跪す天空の鎚(ジュベル・ハムリン・ブレイカー)」です。
女神イシュタルが山を屈服させた神話を反映した力で、戦鎚に魔力と権能を込め、天空から世界そのものを押しつぶすかのような一撃を放ちます。
さらに恐ろしいのが、神獣「天の牡牛グガランナ」です。
『ギルガメシュ叙事詩』において、イシュタルがギルガメッシュへの怒りから地上へ送り込んだ巨大な神獣であり、ギルガメッシュとエルキドゥによって討伐された存在です。
『Fate/strange Fake』ではグガランナが巨大な台風にも等しい災害としてスノーフィールドへ襲来します。原作第8巻の公式あらすじでも、「呼び寄せられた巨大台風――天の牡牛」によって聖杯戦争が混乱し、ネオ・イシュタル神殿を中心に大規模な戦いが起こることが説明されています。
もはや一騎のサーヴァントと戦うというより、神話級の自然災害そのものを相手にする状況に近いでしょう。
なぜフィリアは全13騎に含まれない?
これほど強力な存在でありながら、フィリア=イシュタルは本記事で紹介した「全13騎」には含まれません。
理由は、彼女がスノーフィールドの聖杯戦争における正規の召喚枠で呼び出されたサーヴァントではないからです。
基本13騎とは、
- 偽りの聖杯戦争の6騎
- セイバー1騎
- 真なる聖杯戦争の6枠
を指します。
一方のイシュタルは、真バーサーカー召喚時の触媒などをきっかけとしてフィリアの肉体へ宿り、聖杯戦争へ途中から介入した神霊側のイレギュラーです。TYPE-MOON Wikiのステータス表でも、サーヴァントだった場合を仮定した能力値として扱われています。
したがって、「Fate/strange Fakeにはフィリア=イシュタルがいるから14騎なのでは?」という疑問に対しては、
フィリア=イシュタルは非常に強力な参戦者だが、正規の召喚サーヴァント13騎には含まれない
と整理するのが最も分かりやすいでしょう。
フィリア本人とイシュタルを分けて見ることが重要
フィリアを理解するうえで最も重要なのは、「フィリア=最初からイシュタルだった」と考えないことです。
フィリアには、アインツベルンによって造られたホムンクルスとしての過去があり、アヤカをスノーフィールドへ送り出した本人としての意思も存在します。その肉体へ後からイシュタルが入り込み、主導権を握ったという構造になっています。
そして物語後半では、イシュタルとフィリア本人の人格の違いも重要な意味を持つようになります。
『Fate/strange Fake』は「本物と偽物」というテーマを作品全体に張り巡らせています。フィリアもまた、目の前にいる人物の肉体と、その中に存在する人格が一致していないキャラクターです。
サーヴァント一覧だけを追っていると脇役のように見えるかもしれません。しかし実際には、ギルガメッシュやエルキドゥに神話時代から続く因縁を突きつけ、聖杯戦争そのものを神霊級の戦いへ拡大させる重要人物です。
フィリアを「イシュタルの依代となったホムンクルス」と理解しておけば、『Fate/strange Fake』後半の勢力関係や、なぜギルガメッシュとエルキドゥが彼女を特別視するのかも格段に分かりやすくなります。
なお、『崩壊:スターレイル』×『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』コラボPVでもイシュタルが登場しています。
最強候補と宝具の相性を考察
『Fate/strange Fake』には規格外のサーヴァントが多く、単純な能力値だけで最強を決めることはできません。ここでは公式ランキングではなく、宝具、戦闘実績、対応力から見た有力候補を整理します。
ギルガメッシュ・エルキドゥ・アルケイデス
純粋な戦闘力で最強候補に挙げられるのは、ギルガメッシュ、エルキドゥ、アルケイデスの3騎です。
ギルガメッシュは、「王の財宝」によって多数の宝具の原典を使い分けられます。敵の弱点に対応する武器を選び、遠距離から物量で圧倒できる点が強みです。さらに「天地乖離す開闢の星」を使用すれば、通常の防御手段では対処できない対界規模の攻撃を放てます。
ただし、ギルガメッシュには慢心という明確な弱点があります。相手を格下と判断した場合、最初から最大戦力を投入するとは限りません。本気を出すまでに状況を覆される可能性があるため、所有する宝具の多さがそのまま勝率になるわけではありません。
エルキドゥは、相手に応じて能力値を配分できる柔軟性と、自然から供給される膨大な力を持ちます。「人よ、神を繋ぎとめよう」は世界の力を利用する宝具であり、ギルガメッシュの最大出力にも対抗可能です。また、神性の高い相手ほど強く拘束できる「天の鎖」に相当する性質も、神代の英雄に対して大きな優位性を生みます。
アルケイデスは、基礎能力の高さに加え、「十二の栄光」で複数の防御・攻撃手段を選択できます。さらに他者の宝具を奪う「天つ風の簒奪者」を持つため、戦いが長引くほど相手の切り札を利用できる可能性があります。
一方で、アルケイデスは神性を捨てた変質や、聖杯の泥による影響を受けています。精神面や魔力消費を含めれば、常に完全無欠とは言えません。3騎の勝敗は、マスターの魔力供給、戦場、事前情報、宝具を使用する順序によって変わります。
概念系・支援系サーヴァントが戦局を変える理由
戦闘力の高いサーヴァントが、必ず聖杯戦争を制するとは限りません。『Fate/strange Fake』では、相手を直接倒さずに戦況を変えるサーヴァントが数多く登場します。
代表例がペイルライダーです。ペイルライダーは、剣や槍で倒せる肉体を持たず、夢、病、死の概念を通して影響を広げます。どれほど高い攻撃力を持つ英霊でも、攻撃対象を特定できなければ能力を発揮できません。「来たれ、冥き途よ、来たれ」が作る領域へ取り込まれれば、マスターを守りながら夢と現実の両方に対処する必要があります。
デュマも、本人だけを見れば最強候補には入りにくいサーヴァントです。しかし、警察官や武器を強化して疑似宝具を量産することで、陣営全体の戦力を底上げできます。一対一ではなく組織戦になった場合、デュマ一騎の存在によって多数の人間が戦場へ介入できるようになります。
プレラーティの幻術も、敵を倒すより「正しい状況判断をさせない」ことに価値があります。偽の敵、偽の空間、偽の危機を信じ込ませれば、強力な宝具を無駄撃ちさせたり、同盟を崩壊させたりすることも可能です。
幽弋のハサンは、自身の消滅後まで暗殺の過程に組み込みます。戦闘で勝利したと思った瞬間に宝具の効果が迫る可能性があるため、能力を知らない相手ほど危険です。
本作の強さを考える際は、「誰が最も大きな攻撃を放てるか」だけでなく、「相手の能力が通用しない状況を作れるか」「マスターや同盟関係を崩せるか」という視点が欠かせません。
Fate/strange Fakeのよくある質問
検索時に混乱しやすい人数の数え方や、アニメから原作へ進む場合の読み方をまとめます。
14騎説やイシュタルの扱いは?
基本となるサーヴァント数は13騎です。内訳は、偽りの6騎、セイバー、真なる6枠となります。
「14騎」と数えられる理由のひとつが、ギルガメッシュの別形態です。物語後半では、通常の偽アーチャーとは異なる状態のギルガメッシュが描かれ、関連作品ではアルターエゴとして扱われる例もあります。しかし、これは新たな召喚枠で呼ばれた別の英霊ではなく、ギルガメッシュから派生した状態・霊基として考えるのが自然です。したがって、基本13騎の一覧では別カウントにしません。
イシュタルも、全13騎には含めません。本作のイシュタルは、通常の聖杯戦争でマスターと契約して召喚されたサーヴァントではなく、フィリアと呼ばれるホムンクルスの肉体を利用して現界した存在です。サーヴァント級の戦闘力と神霊としての権能を持つため、キャラクター一覧では重要ですが、召喚された13騎とは別枠です。原作第9巻の公式あらすじでも、イシュタルをめぐる戦いが大きな局面として示されています。
また、ウォッチャーの影を一人ずつ数えたり、ティア・エスカルドスなどサーヴァントに近い異常な存在を加えたりすれば、登場戦力はさらに増えます。「14騎+α」という表現は物語に登場する超常的な戦力を広く数えたものと考え、聖杯戦争の召喚枠とは分けて理解しましょう。
アニメの続きは原作の何巻から読むべき?
アニメを見て原作へ進む場合、最もおすすめなのは小説第1巻から読む方法です。
『Fate/strange Fake』は、複数の人物が同時に行動する群像劇です。アニメ化では映像として分かりやすくするため、場面の順序、会話、内面描写が整理されることがあります。そのため、単純にアニメの最終場面と一致する巻から読み始めると、原作で先に示されていた伏線や人物の意図を見落とす可能性があります。
特に、ファルデウスやフランチェスカが聖杯戦争をどのように見ているのか、アヤカが何を恐れているのか、フラットの魔術回路にどのような異常があるのかといった情報は、文章で読むことで理解しやすくなります。
時間をかけずに先の展開だけを知りたい場合でも、アニメで扱われた範囲の最終巻を少し前から読み直すのが安全です。ただし、真アサシンの宝具、フワワ、ウォッチャー、ギルガメッシュの後半の展開まで整理したいなら、既刊第9巻まで読む必要があります。
2026年8月5日時点で、電撃文庫の公式シリーズ一覧に掲載されている最新巻は第9巻です。最終第10巻は2026年夏の刊行予定が告知されていますが、本日時点では公式ラインアップで発売を確認できません。購入時には電撃文庫の最新情報を確認してください。


まとめ Fate/strange Fakeの全サーヴァントの真名を解説!
今回は、『Fate/strange Fake』の登場サーヴァントの真名と特徴について紹介しました!
- Fakeならではの物語の魅力
- 偽サーヴァント一覧と宝具
- 真サーヴァントの能力解説
Fake特有の「偽と真」に焦点を当て、登場サーヴァントたちの真名や宝具を詳細に紹介しました。物語の背景にも触れて、全体像を理解しやすくしましたね。



Fakeのサーヴァントたちの詳細がよく分かって、もっと知りたくなったね。
Fakeの魅力を存分に味わえる内容なので、ぜひ参考にしてください!
