『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』第10話の小ネタを分かる範囲でまとめてみました。メモ程度ですので気楽に読んでください。
第10話 イオマグヌッソ封鎖
今回はシャリアの過去、キリシアとギレンの争い、そしてイオマグヌッソの正体といった展開です。
ダルシア・バハロ
ジオン公国の首相。とはいえ実質的に政権を握っていいるのはザビ家であり、傀儡としての役割としてのキャラクター。ザビ家が滅んだあとはジオン共和国に改名し、連邦との和平を結んだ人物です。
カノム精機 (KHANOM)
オシロが使っていた双眼鏡に記されていたのは「KHANOM」の文字。これはカノム精機という光学機器メーカーの商品です。
強行偵察型ザクのカメラガンや、「機動戦士ガンダムUC」に登場したザクI・スナイパータイプのライフルの精密機器に使用されています。

マニアックすぎる!
木星船団公社
ガンダムの宇宙世紀シリーズに登場する「木星船団公社」は、地球圏の経済と軍事を支える重要なエネルギー資源を独占的に供給する巨大NGO組織です。表向きは中立的な民間企業ですが、その特殊な立場から、しばしば物語の裏で大きな影響力を持つ存在として描かれます。
主な役割:ヘリウム3の輸送
木星船団公社の最も重要な任務は、木星の強大な重力圏でしか採掘できない希少な資源「ヘリウム3」を採掘し、地球圏まで輸送することです。
地球から木星までの航海は数年を要し、非常に危険で過酷な任務です。そのため、船団の乗組員は心身ともに強靭な人物が揃っています。
ヘリウム3とは
モビルスーツや宇宙戦艦の動力源である「ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉」に不可欠な燃料です。これがなければ、地球圏の社会や軍隊は機能不全に陥ります。
木星帰りの男
過酷な任務の為、特殊な能力に目覚めた男が多いのが特徴です。シャリア・ブル以外にも木星関連の男性はどの人物も個性的です。
- パプテマス・シロッコ(「機動戦士Zガンダム」のラスボス。高いパイロット能力とニュータイプ能力だけでなく、カリスマ性や野心、独自の機体を作り出す技術や研究など、どれをとってもトップクラスの男性)
- フォンセ・カガチ(機動戦士Vガンダムでザンスカール帝国を作り出し、戦略級精神兵器エンジェルハイロウを作った)
「機動戦士ZZガンダム」の主人公ジュドーは戦いの後、木星に旅立っています。



尚、シロッコは話の展開上バランスブレイカーであり、公式に出禁を食らっています。
カオマンガイ
ニャアンが作った米料理。茹でた鶏肉と、その鶏の旨味がたっぷり染み込んだご飯を一緒に楽しむ、シンプルながらも奥深い料理です。日本では「ハイナンチキンライス」や「シンガポールチキンライス」の名前でも親しまれています。
意外な影響
タイではカオマンガイがブームになっているそうな。


チャップマン・ジロム
小説版ガンダムに登場するジオン軍の将管。ソーラレイの責任者でもあります。
セシリア・アイリーン
ジオン公国の総帥であるギレン・ザビの秘書官を務める女性です。初出は富野喜幸氏(現:富野由悠季)による小説版「機動戦士ガンダム」で、その後、劇場版アニメや各種外伝作品にも登場しています。
才色兼備の女性として描かれ、ギレン総帥に絶対的な忠誠を誓っているのが特徴です。作品によって設定やデザインが若干異なりますが、ギレンの傍らに控える有能な秘書という基本的な役割は共通しています
ギレン・ザビ
ギレン・ザビは、アニメ『機動戦士ガンダム』および関連作品に登場する、作中の敵対勢力「ジオン公国」の事実上の最高指導者です。宇宙世紀を代表する悪役(ヴィラン)の一人として、絶大な存在感を放っています。
戦争末期、最終決戦地ア・バオア・クーにおいて、和平交渉に向かった父デギンの艦隊ごと、自軍の超巨大レーザー兵器「ソーラ・レイ」で焼き尽くし、事実上の父親殺し(尊属殺)を実行します。
しかし、その事実を突き止めた妹キシリア・ザビによって、「父殺しの罪」を問われ、指揮中に背後から射殺されるという形で最期を迎えました。
レオ・レオーニ
イオマグヌッソの開発責任者であり、シロウズと行動を共にしているティルザ・レオーニの父。
声優の檜山修之さんは「機動戦士ガンダム第08MS小隊」の主人公シロー・アマダや、「機動戦士ガンダムSEED」のムルタ・アズラエル役で出演しています。
イオマグヌッソに近づくジフレド
このシーンはエヴァでドグマに降下する場面によく似ていますね。TV版のエヴァではシンジが乗る初号機と渚カヲルが操る弐号機が戦います。
ジークアクスが1号機でジフレドが2号機なのもオマージュっぽいですね。
宇宙要塞ア・バオア・クー
ア・バオア・クーは、アニメ『機動戦士ガンダム』に登場するジオン公国軍の巨大な宇宙要塞であり、物語のクライマックスである「一年戦争」の最終決戦の舞台となった場所です。
ア・バオア・クーは、アニメ『機動戦士ガンダム』に登場するジオン公国軍の巨大な宇宙要塞であり、物語のクライマックスである「一年戦争」の最終決戦の舞台となった場所です。
ア・バオア・クーとは?
概要
- 種別: 宇宙要塞
- 所属: ジオン公国
- 特徴: 資源採掘用のアステロイド(小惑星)を軍事用に改造したもので、傘やキノコのような独特の形状をしています。多数のモビルスーツ用ドックや砲台、艦隊の停泊港を備え、ジオン公国の本国(サイド3)を守る最終防衛線に位置する最重要拠点です。
一年戦争最後の激戦地として
ア・バオア・クーは、『機動戦士ガンダム』の最終話(第43話)のタイトルにもなっており、数々の歴史的な出来事が起こった場所として知られています。
- 最終決戦の開始: 地球連邦軍は、ジオン公国に終止符を打つべく、レビル将軍率いる全戦力を投入し、ア・バオア・クーへの総攻撃を開始します。
- ザビ家の崩壊: 要塞内部の司令部で、ジオン公国総帥ギレン・ザビが父殺しの罪を妹キシリア・ザビに問われ、射殺されます。これによりジオン軍の指揮系統は完全に崩壊しました。
- アムロとシャアの最後の戦い: 要塞の宙域で、アムロ・レイが駆る「ガンダム」と、シャア・アズナブルが駆るニュータイプ専用モビルスーツ「ジオング」が激突。ガンダムシリーズを象徴する伝説的な死闘を繰り広げました。ガンダムはこの戦いで頭部と左腕を失いながらも相打ちに持ち込み、有名な**「ラストシューティング」**の場面が生まれました。
- 要塞の陥落と終戦: 指揮官を失い混乱したジオン軍は敗走。キシリアも脱出中にシャアによって殺害され、ザビ家は事実上壊滅します。これによりア・バオア・クーは陥落し、一年戦争は終結しました。
このように、ア・バオア・クーは単なる要塞ではなく、一年戦争の終結とザビ家の崩壊、そしてアムロとシャアの因縁の対決など、宇宙世紀の歴史が大きく動いた象徴的な場所として、ガンダムファンに記憶されています。

