『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』第9話の小ネタを紹介します。あくまで筆者が分かる範囲でメモ程度にまとめました。
第9話 シャロンの薔薇
今回のお話では戦闘シーンはありませんが、物語の確認に近づいていきます。
ジークアクスの大気圏突入
ガンダムシリーズでは同じみのMS単独での大気圏突入。コックピット内ではジークアクスのデバイスがマチュを包み込むようにまもっていました。
無事地球へいけるあたり、従来のシリーズどうように頑丈にできているようですね。
コアファイター
バックパックから分離するコアファイター。まさかジークアクスについているとは思いませんでした。
ということは、ジフレドにも対応している?
カバスの館
カバスの館は小説『密会〜アムロとララァ』に登場する娼館で、ララァとシャアが出会ったと設定されています。
ジークアクスの世界でシャアはこの場所に来ていないことが判明します。
ヴァーニとカンチャナ
カバスの館で小間使いをしている少女たち。ふたりともララァを慕っており、彼女のことを思って行動にうつしています。
よく見ると、髪型がそれぞれアムロとシャアに似ているとか。
コモリが持ってきた着替え
独房に入れられたマチュに着替えをわたすコモリ。その袋には「PCST」の文字があります。
PCSTは「機動戦士Vガンダム」に登場する宇宙引越公社 (Public Corporation of Space Transport / PCST)であり、宇宙移民の際に財産を地球から宇宙へと移動させる目的で設立された巨大NGO団体です。
ちなみに公式でグッズ化されています。
シスルナ空域
シャロンの薔薇が発見された場所。シスルナはラテン語でラテン語で「月のこちら側」を意味します。簡単に説明すると、地球と月の間の空域(空間)のことです。
シャロンの薔薇の光
どうみてもエルメスの爆発エフェクトですね。
独房のロック解除
独房で佇むマチュにメッセージが入ります。それと同時に扉のロックも解除されました。シャリアはマチュのメッセージを読んでいたのですが、ロックを解除したのは誰なのでしょうか。
ソドンのロックを外部からいじることができるとは思えませんが…。
メッセージの謎
シャリアはマチュのスマホをミラーリングしていました。その中で気になることがあります。
それは、メッセージが日本語だったり英語だったりとバラバラな点です。同一人物なのか、それとも別の人間なのか謎ですね。
ララァ・スン
正史においてシャア、アムロの二人に影響を与えた人物。ニュータイプであり、シャアとともにエルメスに乗りガンダムと戦闘。しかし、シャアをかばってガンダムのビームサーベルがエルメスに直撃し、戦死してしまいます。
『機動戦士ガンダム』で退場するものの、「機動戦士ガンダムUC」まで影響を与えた人物でもあります。
こちらの世界ではカバスの館にずっといるものの、別世界(向こう側)の自分の存在を知覚している様子が見えます。
連邦軍の白いMSとパイロット
ララァが語ったシャアが戦い、命を落とすことになるMS。それによりジオン軍の敗北が決定してしまうと。パイロットを知っていること考慮すると、どう考えてもガンダムとアムロのことなのですが…。
正史と似てるけど違う?
「機動戦士ガンダム」では確かに連邦の勝利で終わりますが、一年戦争でシャアは命を落としていません。その後も戦いつづけ、最終的に「逆襲のシャア」でアクシズショックの中でアムロとともに行方不明になっています。
※一応νガンダムも白いMSですけど。
全部燃えてしまえ
ヴァーニは火は物置だけで良かったんじゃあと話ますが、カンチャナは騒ぎが大きい方が良いといいます。
「全部燃えてしまえ」の時の声が先程より低いことから、相当この館を恨んでいたのではないかと考えさせられます。
宇宙だけでなく水陸両用のジークアクス
MSが海中にあることにどうするか悩むマチュにハロが問題ないと喋ります。そもそも物語の当初からの謎なのですが、何故ハロはジークアクスの機能や性能を知っているのでしょうか?
ジオン水泳部の生存
ジークアクスの世界では地球の状況がほとんど描かれず、「ズゴックとかの水中MSないのかな」と思われていましたが、まさかの登場!
一瞬の登場でしたが、マッドアングラーとゴッグ、画面中央ゴッグの後ろにズゴックの存在が確認されました。
尚、本来は登場する予定ではなかったようですが、社長の要望で実現したとXにて明かされています。
シャロンの薔薇の正体
ついに全貌を見せたシャロンの薔薇。その姿はガンダムファンにはお馴染みのあの機体。
そう、ララァ・スンが搭乗したMAエルメスでした。
ジークアクスの世界では赤いガンダムにサイコミュが搭載された為、エルメスは計画のみで建造されなかったとシャリアが語っています。
コックピット内には正史とおなじパイロットスーツを着たララァ・スンの姿が。
ビームサーベルが刺さっていない?
正史と大きく異なるのがビームサーベルです。エルメスはガンダムのビームサーベルが刺さり、それによって爆発してしまいます。
ところが、このシャロンの薔薇にはそのビームサーベルの後が有りません。なので、正史ではなく、別のパラレル世界ではないかという可能性も。
薔薇というよりチューリップみたい
コモリがエルメスを見て呟いた言葉ですが、これも元ネタがあります。
「劇場版 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙」にて、エルメスを見たミライが、「チューリップだかとんがり帽子みたいなの」というセリフがあります。
エンディングの伏線
今回はララァが鍵を握っているが分かりましたが、実はエンディングに伏線がはってあったことに気が付きました。
マチュが振り回している服
サビ部分でマチュが踊っている際に持っている服に注目してみましょう。これ、よく見ると、今回登場したララァの服に似ていますよね。
ジュースのコップ
同じくサビ部分でジュースで乾杯するマチュとニャアン。コップに描かれているのは「チューリップ」です。前述したエルメスの別名が隠されていました。
